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試験では、クライエントの自己探索をCDAが支援しているかどうかを見られます。
そのためか、受験生は、CDAが話す割合よりも、クライエントが話す割合が多くならないといけないと考えがちです。
クライエントに何とか沢山話してもらおう、或いは今まで誰にも言わなかったこと聞き出そうと思い、「あなたは何故、そう考えたのですか」、「どうしてそういう行動をとったのですか」などと質問を浴びせかけてしまうことがあります。
その結果、クライエントは取り調べのように感じたり、CDAからの質問を待つようになったります。
このような状況になると、クライエントは「私の状況は全てお話しました。さあ、問題を解決してください」と考えるようになってしまいます。これでは、クライエントは自己探索を止めてしまっているので、上記の試験の趣旨から離れてしまいます。
そのため、合格からは却って遠ざかる状態になってしまいます。
クライエントに沢山話してもらうことが重要なのではなく、クライエントが不安や、怒り、葛藤などを感じていることに関する、自己探索を深めることを支援するような、コミュニケーションが大切であることを肝に銘じましょう。