大変だった友人の転職

こんにちは。微笑みです。

次の試験対策開始までに、もう少し時間があるので、日々の話をしていこうと思います。

大学時代の友人が最近転職しました。
大手電機メーカーで、メモリ設計をしている技術者でした。
私たちの学生時代は、理系技術者だったら電気を専門にしている人は強い。つぶしが効く。一生困らない!と言われていました。

でも今回の転職はそれはそれは大変でした。
早期退職制度を利用して、在職中から、転職支援会社のスタッフがサポート。しかし決まったのは、退職後3か月が過ぎていました。


書類応募70通。私も最初は脅しも?かねて、年齢分くらいは応募しないとね、と言っていましたが、冗談では済まなくなり。
最後はかなり手広く応募しました。正社員どころか、契約社員や派遣社員も。
それでもとにかく、書類が通らない。
そして面接に進んだのは2社。その2社目に決めました。

幸いにも、彼の得意分野を生かせる仕事で、入社早々、海外へ2週間の出張で、大活躍。
社長とも馬が合うようで、生き生きと仕事をしています。

ちょっぴり皮肉屋だった彼ですが、今は、「仕事があって働けるってすごいことだよ」としみじみ。
同期の中では一番優秀で、今も話していて頭の切れを感じさせるので、まさか無職になるとは・・・。
周りも驚きましたが、本人が一番驚いたのではないでしょうか。

とにかく決まって良かったですが、彼とは家族ぐるみの付き合いでもあり、身近な例だっただけに、彼や家族の苦しみも実感しました。
私も転職支援のカウンセリングをすることがありますが、決まらない方の身になって、その方たちの苦しみを本当に理解していたのか、反省させられるできごとでした。


そして、今回の彼が採用された求人。
実は、書類を送った会社から、「うちでは採用できないが、関連会社で欲しがっている人材と一致していると思うが、紹介しようか」という連絡があったもの。
つまりいわゆる転職支援会社やハローワークには出ていない求人でした。
うーん、雇いたい人と雇われたい人、どうしたら、もっともっと出会えるのだろう、とも思ったのでした。

微笑み