超人手不足時代

先週末、CDA2次試験を受験された皆様、大変、お疲れ様でした!
皆様の合格を祈念しています。


早速、沢山の方々から、試験の振返りを送っていただき、ありがとうございました。
試験の臨場感が伝わってきて、拝見しながら、こちらもドキドキしました。
「夢かなジム」講習の更なる改善のために、活用させていただきます。

未だ、振り返りを送られていない方々は、忘れない内に、よろしくお送りください。

さて、最近、飲食業界では破格のバイト代を出してもなかなか人が集まらないとか。
そのため、ワタミやすき家などでは、一部の店を閉めたというのがニュースになりました。

他にも、建設業では有効求人倍数は6倍強です。震災復興やオリンピックの特需の影響が大きいですね。介護の現場も、人手が足らず、社会問題になっています。

また、これは一時的なものではなく、今後も続く傾向です。
今年4月に、生産年齢人口(15歳~64歳)が32年ぶりに8000万人を割り込んだというニュースがありました。2040年には6000万人を割り、不足する労働力は最大で800万人に達するという試算もあります。

キャリアカウンセラーとしては、人集めに苦労している企業への支援も、ますます重要になります。
人手不足になると企業は「とにかく誰でもいいから、来てほしい」となってしまいます。
入社してくれたら、タダで海外旅行に行けますといった、目先の手を打つだけというところもあります。

困難な時代の中でも生き延びる企業というのは、処遇や教育がしっかりしていて、それで会社と社員が Win-Win の関係が築けるところだと思います。
我々としては、入社後、きちんと社員を育成しようとしている企業か、注意が必要と思います。

また、超人手不足と言われても、全くピンとこない求職者も、沢山いますよね。

例えば、事務関連の仕事の有効求人倍数は0.2です。こちらの超求人不足な状況は、相変わらずです。なかでも、大企業や有名企業のオフィスワーカーを目指す人が、仕事を得るのは至難の業です。

求人側、求職側、どちらに対しても、キャリアカウンセラーが活躍できる(すべき)場は、ますます広がっていきますね。