思考のフレームワークを意識

「三度目の転職の人のケースでした。前の仕事を辞めた事情を聴くと、どうも簡単に辞めてしまっているようで、我慢が足りないんじゃないかと思ってしまい、うまく傾聴できませんでした。」

「長年、主婦をしていた人から、求職活動がうまくいかないという悩みの相談でした。これといった仕事のスキルや経験がないのでは、仕方がないと思ってしまい、気持ちに寄り添うことができませんでした。」

ロールプレイングの練習初期の頃に、よく聞かれる声です。
また、練習を沢山積んだ方でも、〇〇のタイプのクライエントケースに試験であたってしまうと、私は落ちると思いますと、苦手意識をずっと持たれる方もいます。

誰しも、自分の育った家庭や地域の環境、これまで受けてきた教育、してきた仕事、等々により作られてきた思考のフレームワーク(考える枠組み)を持っています。


フレームワークにうまく納まらないことを言われると、受けいられなくなって、反発したくなったり、相手の考えを変えようとしたりします。このように、フレームワークで相手を仕分けして、この人は、やる気がない、頭良さそう、こわそう、草食系、などと先入観を持ってしまうと、傾聴はできません。

 

人は誰しも何らかのフレームワークを持っています。それは認めるとして、人と話すときに、自分の思考フレームワークが自動的に起動されていないかを意識する必要があります。自己一致を図るということですね。そして、一旦、起動されたフレームワークをはずすことを意識する必要があります。

 

また、もう一つ、相手の思考フレームワークは何かに思いをはせ、それを尊重した対話を心がけることも大切だと思います。

 

「夢かなジム」では、ロールプレングの練習中で、このようなことが、だんだんとできるように受講生の方々を支援しています。