第一声の時の表情は?

CDA一次試験の結果発表を受けて、二次試験対策に本腰を入れはじめる方も多いのではないでしょうか?

通学講座から少し間が空いてしまった方もいらっしゃるかと思います。
「夢かな」ジムで、早いうちに面接のカンを取り戻して二次試験に臨んでいただきたいなと思っています。

実際にクライエントを迎えるにあたっての座席の位置、距離の取り方など、気を配るポイントはいくつかありますよね。クライエントの初対面の場面、クライエントへの第一声「こんにちは、CDAの〇〇です。」は、どんな表情が望ましいのでしょうか?

私は以前、勤務している相談室で、相談を終えたクライエントから
「今まで、どこに相談に行っても、あんな満面の笑みで迎えられたことはありませんでした。」
と言われたことがあります。

約1時間ほどお話を伺った後、帰り際にクライエントから笑顔で言われたので、決して嫌な気持ちからの言葉ではなかったと信じてはいるのですが、それでも、そうおっしゃるということは、最初、クライエントは私の表情に、若干の違和感を感じたのだろう、と思います。

実はその相談室には、その頃、あまりクライエントがいらっしゃらなかったので、久しぶりのクライエントの来訪に、私自身がすっかり嬉しくなってしまったのでした。きっとその気持ちが、クライエントへの表情に出てしまったのだと思います。

たしかに相手は悩みを持って来ているので、満面の笑みで迎えるのは、ちょっとまずかったかな~、と反省したことを覚えています。

それ以来、どんな表情で初めてのクライエントを迎えたらよいのか、ということはずっと私の課題になっています。悩んでいる人を迎えるからと言って、こちらもお通夜のような暗い表情では、「この人に話すとますます不幸になりそう。」と思われてしまいそうです。

クライエントの少し重い気持ちに寄り沿いながらも、「この人と話すことで、気持ちが楽になりそう。」とクライエントに思ってもらえるような表情で迎えたいものです。第一声の自分の表情、機会があれば、ぜひチェックをしてみてくださいね。