質問についての質問

こんにちは。微笑みです。

「夢かなジム」の第45回講習もいよいよ本格的にスタートしています。
まだまだ知名度の低い夢かなジムですので、満席ではない日程も残っています。
とはいえ、試験直前の日程から埋まっていくので、まだまだ先と思わず早めに日程を押さえてくださいね。

クラスが満席の場合も諦めないでお問い合わせください。プライベートやスカイプでのレッスンなど、いろいろ方法があり、私たちもできるだけ、対応させていただきます。
ご一緒に合格を目指しましょう!

さて、前回の受講者の方からご質問をいただいた中から、一つご紹介いたします。

「質問ってどの程度していいんですか?」

傾聴と経験代謝は別、と誤解している方も多いようです。

確かにメンタリングに重きを置いたカウンセリングでは、傾聴というのは、まず聴く、とにかく聴くというように指導された方もいらっしゃると思います。
しかし、キャリアカウンセリングでは、自己の成長を促すために傾聴をするという事が目的なのです。

また、経験代謝についても誤解をしている方がおられます。
『自己の成長を促す=CDAが良いアドバイスを行うことで、クライエントが成長していく』
と捉えている方もいて、その場合は、もっと傾聴しないと、と指摘されます。

このように、誤解が積み重なって、「傾聴傾聴と言うけれど、質問しなきゃいけないし、傾聴もしないといけないし、いったいどうすれば良いのですか?」
という事になってしまうようです。

自己の成長を促すというのは、CDAの質問によって、内省してもらうということです。
ですから、
クライエントが何に悩んでいるのか?
ということを、CDAの質問によって考えてもらう事が必要です。

いつ頃から悩んでいるのか
何かきっかけがあったのか
その時はどう感じたのか
なぜそのように感じたのか

つまり、それがクライエントが経験してきたことなのです。

クライエントにしかわからないことなのです。
もしかしたら、クライエントも忘れている事かもしれません。

あまり考えた事もなかったかもしれません。
そういったことをCDAの質問によって、考えてもらう、それが経験代謝の基本的な考え方です。

『CDAのためではなく、クライエントに考えてもらうために質問をしていく。』
それがキャリアカウンセリングで求められている傾聴になります。

だから傾聴なくして経験代謝は起こらない、のです。

傾聴スキルの中に、『質問』というのがあったことを思い出してください。
そこにフォーカスしているというように捉えていただければ、傾聴と経験代謝は別のものにはならないと思います。

え?ますますわからない?
では、「夢かなジム」でお会いしましょう~!!!^^;

微笑み