CDAになってもトレーニング?!

こんにちは。微笑みです。

土曜日曜ととても寒い中、第45回CDA資格認定2次試験が全国で終了しました。
お疲れさまでした。
土曜日は、選挙前日という事で、演説の声が気になった会場もあったようですね。

それで思い出しましたが、CDAになると、JCDA主催、支部地区主催、またCDA仲間主催という様々な勉強会があります。
その中で、最も頻繁に行われているのが、ピアトレーニングというロールプレイングを行う勉強会です。

えー、試験受かってCDAになっても、ロールプレイング?!と今なら思われるかもしれませんが、CDAになってからが本番。
何しろカウンセリングは基本的には密室で行われるものですから、だんだんと自己流になってしまいがちです。
自分自身の癖を確認し振り返り、修正していく事ができるのが、ロールプレイングという事になります。

実は以前、西の方でピアトレーニングの自主勉強会(仲間同士が6人以上集まるとピアファシリテーターというJCDA認定のファシリテーターを呼んで勉強会を開く事ができます)が行われた会場でのハプニング。
会場費も大変ですので、だいたいは公的機関を使うことが多いのですが。なんと会場は、和室。ファシリテーターも面食らったようですが、それでも和気藹々と進んだそうです。
が、途中から隣の音がうるさい。最初は笑い声などのにぎやかさだったのですが、そのうちお経のようなものを唱え始め・・・???
どうやら何かの団体?による総会?

ロールプレイングの声はかき消され・・・。
一時中断。
さて、どうするか。今回はここで諦めるか、という雰囲気の中、ファシリテーターは、「カウンセリングの主役はクライエントです。クライエントが続けたいかどうかですね。」とさらりと。
クライエント役の方が、「では、もう少し話させてほしい」ということになり、みなさん、メモなどを手放し、輪を小さく小さく、それこそ膝を突き合わせてのトレーニング続行となったとか。
それでも聞き取りづらかったと思いますが、CDA役の方が、耳を近づけ集中して聴く姿は、クライエント役にはとてもうれしかったようです。

トレーニング後も、「質問の仕方よりも何よりも、何が何でも聴くという姿勢が大事だということを目のあたりにした」という感想が共有されました。
そして驚いたことに、隣の声が気にならなくなったというのです。物理的にはうるさかったはずですが、クライエントの言葉しかみなさん聴いていなかった。

極端な話ですが、そんなことが起こるのですね。
人間の集中力って本当にすごいのですね。
そしてその集中力をカウンセリングでどれだけ保てるか、ということかもしれないですね。

合格発表は年明けです。
年末年始は、全てを忘れてリフレッシュ!しましょう。
夢かなジム講師陣も、しばしのお休みです。

微笑み