合格したら、もうテキストは開かない?!

みなさん、はじめまして。
CDAの新雪と申します。

今回より、こちらでブログを執筆させていただくこととなりました。どうぞよろしくお願いします。

さて、今度の日曜日の2月8日(日)はCDA1次試験日ですね。
私も10年以上前になりますが、緊張しながら受験した記憶があります。

結果は幸いなことに合格でした・・・しかしながら、その後しばらく試験勉強で学んだことを使う場面には出会いませんでした。

なぜか????

キャリアカウンセリングの実践の場が少なかったことが第一ですが、その後、実践の場を踏むようになっても、テキストを開く機会は私にはありませんでした。

そして、このような経験は自分だけではないことを、その後のCDAとの交流の中で分かってきました。

このような事態に陥る理由はおそらく、単純に言えば「知識」と「実践」が結びつかないということなのだと思います。

せっかく学んだ知識を使わないというのは勿体ないし、実践で意味のない知識を学ばせた学校や試験実施団体に文句の一つも言いたくなると思います。

ではどうしたらよいか?
私の経験上では、キャリアカウンセリングの実践後に上手くいかなかったり、もっと他に良いカウンセリングがあったかもしれないと思ったりしたときに、改めてテキストを開いて知識を振り返ると良いと思います。

そうすることで、知識と実践が結びつき、より良いキャリアカウンセリングが出来るようになると思います。

また、「なんだか今日のキャリアカウンセリングは上手くいったな」と感じたときも、テキストを開いていただくのも良いと思います。こうして、何が良かったから今日のキャリアカウンセリングが上手くいったのかが、自分なりに掴めると思います。

皆さんは、試験合格後も学び続けて行くことと思います。ただ、キャリアカウンセリングに慣れてくると、学んだことをすぐに実践しようとするので、クライエントよりも学んだことの実践を優先してしまいがちです。

キャリアカウンセリング中は「クライエント中心」に徹し、実践後の学びを意識することで実践に生かす知識を習得して下さい。

「実践後に知識を確認する」これが今回の私の主張でした。
合格後の経験を先回りしてしまう内容だったかもしれませんが、私個人的には結構大切なことだと思っているのでこの場で書かせていただきました。

最後になりましたが、8日のCDA1次試験の受験者の皆様が合格されますようお祈りしております。

新雪