目的を持つことの力

最近、自転車がブームですね。健康に良く、クリーンエネルギー(エンジンは自分)だからでしょうか。私もサイクリングが趣味で、半日かけて100km以上の遠乗りをするのもしょっちゅうです。

 

今年の夏の酷暑は体に悪そうだったので、最近まで乗るのを控えていました。ようやく暑さも収まり、8月下旬から再開しました。

これまでは、ただ最短時間で行って帰ってくるだけで、目的地についたらとんぼ返りをするだけでしたが最近、あるきっかけから乗る目的が増え、家族からも感謝されるようになりました。

そのきっかけとは、先日も郊外の道を走っていましたら、果樹園の入り口に直売所があるのを発見し、果物を買ってみたことでした。帰ってから、家族と食べましたが、地元特産の品種のぶどうで、大粒で甘くておいしい!このブランドのぶどうは大手のスーパーなどには流通しておらず、なかなか口に入らないのです。

この経験以降、単にサイクリングするだけでなく、直売所で新鮮な果物や野菜を買って帰るのも目的にするようになりました。ぶどうや梨、トマト、玉ねぎ、さつまいも・・・これからは、りんごや柿ですね。

直売店は不定期にしか開いていないことが多いので、サイクリングに行く前にネットで調べ、目的の直売所を選んでいます。農家さんの写真や農業へのこだわり、受賞歴なども紹介されていたりして面白いです。おかげで、地元の特産に関する知識も増えました。目的地として選ぶお店は、景色のよさそうなところに立地し、作り手さんの雰囲気の良さそうなところです。

風を切って走るだけでも、心身共にリフレッシュできますが、少しマンネリ化していたサイクリングに、新しい楽しみが加わりました。地元の新鮮な果物や野菜を持って帰るので、家族からも好評です。

目的を持つことの力は大きいですね。

仕事でも目的を持つことにより、「困難にも耐えられる」、「自分で選んだ道だから苦しくない」といった効果がありますが、ちょっとした趣味の世界でもその力を実感しました。