第1回キャリアコンサルタント試験 論述問題

受講生のみなさな、論述試験お疲れ様でした。

初回という事で、試験対策にも困られた方も多かったのではないでしょうか。

キャリア・コンサルティング技能士試験の過去問を解かれた方も多かったかもしれないですね。

 

さて、

日本キャリア開発協会(JCDA)と、キャリア・コンサルティング協議会から、試験内容が発表されました。

 

それにしても、随分内容が違う事にびっくり!!!
ちょっとキャリア・コンサルティング協議会の問題は難しい・・・というか、採点に困らないのかしら・・・と思ってしまいます。

JCDAの問題は、基礎的な傾聴力・主訴問題把握力を中心としたキャリアコンサルタント技能を確認する内容だったように思います。

基礎的という意味では、問1の答えは明確で、理由も述べやすいのではないでしょうか。

また問2は語句の指定がありますが、それぞれの語句を正しい意図で使用すれば、これも基礎的な知識の確認になりそうです。400字は少し多めではありますが・・・

何が書かれていれば良いのか、というのは、わかりやすい様に感じました。

 

それに対して、キャリア・コンサルティング協議会の問題は、JCDAの問1に当たるのが、問3になるのかなと思います。

問1と問2は今後の展開力を見る傾向が強く、かなりコンサルティング力に注力している気がしました。

また問いも多くなかなか時間内で過不足なく書くのは大変に思いました。

 

この傾向をそれぞれ見ても、やはりどちらの機関で養成講座を受け、受験するのかというのは大切な選択になるように思いました。

どちらがどうというのではありませんが、正直なところ養成講座で勉強した内容によって、論述は差が出るだろうなというのは予想できます。

今後この違いは踏襲されていくのか、それとも、統一化されていくのか、まだまだ手探りが続きそうです。

 

第1回キャリアコンサルタント試験 論述試験問題
日本キャリア開発協会
https://www.jcda-careerex.org/past.html

キャリア・コンサルティング協議会
https://www.career-shiken.org/past.html

論述試験そのもののURLを貼りたかったのですが、配信・配布禁止でしたので、掲載場所のURLとなります。

上記HPから各自ダウンロードお願いします。どちらもPDFファイルとなっています。

 

微笑み