みなさん、こんにちは。新雪です。
今回は「働き方改革」というテーマにしてみました。
日本の現政府の重点政策の一つにもなっていますが、
キャリアコンサルティングの相談テーマとしてもよく出会います。
具体的には、
「仕事がつらくて辞めたいです。」
理由としては、
「毎日朝早くから夜遅くまで働いても終わらないような状況で、休むこともままならないからです。」
というような言葉を聞くことが多くあります。
キャリアコンサルタントとしては、相談者のつらく、苦しい心情を受け止めつつ
改善に向けて今までトライしてみたことや、改善の見込みの有無などを
質問していくようなやりとりを展開していきます。
そのような相談ケースの対応経験で、結構多いと感じているのが
結局「何もしていない」というケースです。
つまり、現状を嘆くだけで、自ら改善に向けて何かをするアクションが全くない
ということが結構あるようです。
「やる前からあきらめてしまっている」という言葉を、個人的にはよく聞きます。
キャリアコンサルタントの私としては、あきらめてしまっていることを責めたり、否定することはせず
そのような心情をありのままに受け止めつつ、「今から出来そうなことは何かないか?」
というような展開で支援をしていくことが多いです。
その後に、いろいろとやりとりを重ねていくうちに、
少しでも理想に近づけていく努力をすることに意味がある
と気づく相談者の方が多いと感じています。
というのは、理想のゴールには辿りつけずとも、そこに向けて努力する前向きな気持ちと行動によって
自分自身の成長が得られることに気づくということです。
社会全体で突然、理想の働き方が実現することは難しいかもしれませんが
1歩でも2歩でも理想の社会に近づけていくことが社会全体でも大事なことなのではないかと思います。
私は、キャリアコンサルタントがその推進力になれるような気もしています。
新雪