内定辞退?!

こんにちは、にゃんすかです。

この3月に卒業する大学4年生の就職内定率は昨年の12月1日現在で85.0%で、前年同期を4.6ポイント上回っているというニュースを読みました。新卒採用がかなり売り手市場になってきたようですね。

 

そのような中で、毎年、秋以降に学生から多く受けるのが内定辞退の相談です。特に内定承諾書を送付してしまった後や、内定式に出た後に後に気が変わったような場合の内定辞退の悩みは深刻です。2月の末になって内定を辞退したいという相談を受けたこともありました。

 

何で今さら、と思うこともありますが、CDAとしては、「今のところで我慢しなさい」と説得することはできないと思い、本人の気持ちや状況を聴きます。一旦あきらめた業界の会社の再募集に応募して受かったのでそちらに行きたい、という話であれば、やはり進みたい道に行ってほしいなぁ、と思うこともあります。

 

しかし、新入社員を確保するために大変な努力をしている採用関連のCDA仲間の話も聞いているので、個人的にはそんなぎりぎりの内定辞退を簡単に許したくないという気持ちもあります。

「一人採用するのには、すごく費用がかかるんだよ」

「落ちた人がいることも考えてね」

ということは伝えますが、最終的には本人の判断に任せます。そして、とにかく、内定辞退を決めたら、先延ばしにせず、なるべく早く連絡をとり、先方には誠意を持って、お詫びをするように伝えます。その後、学生にヒアリングすると、

「怒られるかと思ったら、逆に応援してくれた」

「急に(先方が)冷たい口調になったが、その後はあっさり認めてくれた」

「一度、会社に来るように言われた」

など、各企業の対応も多種多様のようです。企業としても、無理をして入社して、数か月で辞められるよりは、辞退してもらったほうがありがたい、という気持ちもあるのかもしれません。ある程度の内定辞退者は想定内かとは思いますが、それでも、採用担当者は、やきもきしていることでしょう。

 

さて、今は1月下旬、今年もまたこれから、内定を辞退したい、という学生が来るかも…と、ちょっとドキドキしています。